海老とブロッコリーのカネロニ
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娘のクラスの数人の子供は、もうすでに乳歯が抜けはじめているという。へーもうそんな時期なのかと、なんとなく子供の歯について調べていたら、いつのまにか歯列矯正のサイトばかりさまよっていた。というのも、私も夫も決して歯並びが良いほうではない。だから将来娘に矯正治療の必要がでてくることは以前から覚悟していたのだ。

イタリアの矯正歯科事情はよく分からないけれど、日本のサイトを見る限り、今はいろいろ技術も進歩しているようなので、歯列矯正による負担(精神的にも身体的にも)はきっと昔よりは軽いように思う。それでも子供にとっては辛い治療になることに違いはないので、娘にはちゃんと説明して、納得してもらってから矯正治療を始められたらいいなと思う。
まあでも、まだ一度も矯正歯科に連れて行って見てもらったことがないので、今の時点ではなんとも言えないのだけれど。



そういう私も小学校低学年の頃、歯列矯正をしたことがある。当時は歯の表側にごっついワイヤーの装置を付ける治療がほとんどで、初めて歯医者でその装置をつけてもらった私は、この先ずっとこんなゴリラのような口で生活することなど、1ミリも信じられなかった。
「こんなん絶対嘘!」そう思いながら夕飯を食べ、その夜はなんとか眠りについた。

翌日は遠足だった。朝起きてから学校に集合して、バスに乗って、観光して(場所は覚えていない)、お弁当を食べ終えるまで、私はずっとずっとその口の中の異物の存在を我慢していた。
なのにふと気がつくと、私はその湧き出る欲望を実行に移していた。

前歯に張り付いているワイヤーを、むにぃぃぃぃと力いっぱい指で広げ(多分いろんな方向から10回くらいやった)、私はその矯正装置を外したのだった。
そしてそれを空のお弁当箱にカランと投げ入れ、清々した気分でうちに帰った。そして、母には「これ、勝手にとれた」と大嘘をつきながら弁当箱を差し出した。

母がこの治療に、一体いくらお金を払ったのかは知らない。でも歯列矯正治療なんて、昔も今も安いわけがない。
母は怒るのも忘れ、しばらくその弁当箱の中身を見つめて呆然としていた。そしてもちろん後日診察に行った歯医者さんも、だらりと伸びたワイヤーを見て言葉を失っていた。

そういうわけで、私の歯列矯正はたった一日で終わり、これに懲りた母は私の二人の妹にも矯正治療を施さなかった。
あの時我慢していれば今頃私も妹も・・・(以下省略ってことで)。

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今日の料理は久しぶりのカネロニ。ヘビーなパスタにしたくなかったので、中身はブロッコリーと海老を小量のリコッタチーズであえたもの。生パスタでくるりと巻いたのをオーブンで焼いて、少しだけベシャメルソースかけて食べました。なかなかいい感じ。アスパラとかカルチョーフィでもやってみたい。
by t-fortunati | 2006-03-15 19:00 | うちの食卓


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